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🔵第26回あびこ市民クリスマス会に出演

 

 2014年12月6日我孫子市けやきプラザ2階のふれあいホールで「あびこ市民クリスマス会」が行われました。

 

出演者には、地中海ソプラノの工藤篤子さん・ハープ奏者のキャサリン・ポーターさんをゲストとして迎え、めばえ幼稚園母の会、混声合唱団コールヴォンネが出演しました。

 

 混声合唱団コールヴォンネの演奏曲は、つぎの4曲

 ①ブルックナー作曲:Locus iste

      (この場所は、神が創られたのた)

 ②モーツァルト作曲:アヴェ・ヴェルム・コルプス

 ③ジョン・ダウランド作曲:Come again(帰っておいで)

 ④トーマス・モーリー作曲:New is the month of Maying

  (時は花祭りの5月)

 

🔵第35回記念我孫子市合唱祭に参加

 

 秋日和の暖かい2014年11月23日の午後、発足以来35年を迎えた我孫子市合唱連盟の記念合唱祭に参加し、20グループの合唱団の掉尾を飾り、イングランド・バロック期の下記の2曲を演奏しました。

 

  ① Come again (帰っておいで):リュートの名手として16世紀から17世紀にかけて欧州各地で活躍したジョン・ダウランドのマドリガルで、情感豊かな歌詞を、英語と日本語で、心を籠めて美しい旋律で歌いました。

 

  ② Now is the month of Maying (時は花祭りの五月):長い冬が終わって一斉に花開き若者たちが野外で踊り歌う、トーマス・モーリーのイタリアを起源とする16世紀のバレットを、指揮者の叩く太鼓のリズムにのせて、これも英語と日本語で、楽しく歌いました。

 

  最後に、今や日本の国民歌謡になったスタンダードナンバー「花は咲く」を満席の聴衆の全体合唱のリードコアとして声高らかに歌いました。今回はコールヴォンネとしては初めての日本語での歌唱を含むステージでしたが、概ね好評でした。

🔵2014年 9月13日 第6回 定期演奏会

                 W.A.モーツァルト:レクイエム KV626

    晴天に恵まれた2014年9月13日の午後3時より、我孫子市のけやきプラザ2階ふれあいホールで、満席の聴衆の皆さまを前にステージ一杯の合唱を披露しました。

 

  第1ステージ

  「オルガン名演奏家たちの教会音楽小品コレクション」と題して

 

  当団副指揮者・堤ゆりのオルガン独奏を挟んで、5曲の合唱曲を、無伴奏(アカペラ)、または当団常任伴奏者・高橋由佳里のオルガン伴奏で演奏しました。

 

 演奏曲をご紹介しましょう。

A.ブルックナー: この場所は神により造られた(無伴奏)

F.シューベルト:太陽に寄せて(オルガン伴奏)

J.クーナウ:私の魂は死にそうなほどに悲しい無伴奏)

G.ベーム:ああ、何とむなしく、何とはかなき(オルガン独奏)

O.d.ラッソ:深き淵の底から(無伴奏)

H.シュッツ:今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである(オルガン伴奏)

第2ステージ W.A.モーツァルト:レクイエム KV626

   アンサンブル ヴォンネの管弦楽の伴奏で演奏しました。この1時間近い大曲を、今回は特に伸び盛りの若手のソリストを揃え、忘れ得ぬ3年半前のあの大震災で犠牲となった皆さまへの哀悼の気持ちを籠めて唱いました。

ソリスト紹介

望月万里亜さん(ソプラノ)

 埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科卒業。東京藝術大学声楽科卒業。二期会オペラ研修所修了。ペルゴレージ「スタバトマーテル」ソプラノソロ、モーツァルト「バスティアンとバスティエンヌ」バスティエンヌ役、モーツァルト「ミサ曲ハ短調」ソプラノⅡソロ等に出演。日墺文化協会主催フレッシュコンサートにてアウガルテン賞受賞。アカペラアンサンブルグループ"レ・グラース""ベアータ・ムジカ・トキエンシス"メンバー。東京二期会準会員。

 

大野彰展さん(テノール)

愛知県立明和高等学校音楽科を経て、国立音楽大学音楽学部並びに同大学院音楽研究科(ドイツ歌曲専攻)修了。宮崎県立芸術劇場開館20周年公演≪メサイヤ≫にオーディション選抜メンバーとして出演。その他宗教曲のソリスト・アンサンブルメンバーとして、J.S.バッハ≪ロ短調ミサ≫、W.A.モーツァルト≪レクイエム≫等に出演。また東京アートオペラ≪トリスタンとイゾルデ≫では"若い水兵"役を演じ、好評を博す。アカペラユニット"C2A"メンバー、川崎市立有馬小学校講師。

 

久保法之さん(アルト・カウンターテナー)

 鹿児島県出身。鹿児島県立松陽高等学校音楽科、東京藝術大学声楽科卒業。大学卒業時に松田トシ賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞し「同声会新人演奏会」「第83回読売新人演奏会」に出演。これまでにフレスコバルディ「マニフィカート」、バッハカンタータ、ベートーヴェン「第九」のアルトソリストを務める。2014年10月現在、東京藝術大学大学院修士課程独唱科に在籍。

 

青木海斗さん(バス)

東京都出身。私立杉並学院高等学校卒業。4歳からヴァイオリンを始め、高校2年次より声楽に転向。声楽においては、第17回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール声楽部門高校の部第2位(1位なし)、第1回東京国際声楽コンクール高校の部奨励賞受賞。第22回日本クラシック音楽コンクール声楽部門大学男子の部第4位入賞。東京藝術大学声楽科卒業。卒業時、同声会賞受賞。2014年10月現在、同大学院修士課程音楽研究科声楽(オペラ)専攻在籍。

 

入団のご照会などのお問合せ先:

佐合 芳枝  (04)-7183-6444

​見学は、いつでも歓迎です。
なお、見学の際は、電話かメールで、できるだけ事前連絡をお願い致します。

☆ 2013年以降の主な演奏履歴 ☆

混声合唱団イヴァン・ツァンカル交歓演奏会に参加      

 2013年4月9日、我孫子市けやきプラザふれあいホールにて、遥々スロヴェニア共和国から来日の混声合唱団「イヴァン・ツァンカル」を迎え、我孫子市合唱連盟メンバーの混声合唱団「響」他8グループの有志合唱団が交歓演奏会を開きました。「響」の皆さんがスロヴェニア現地に演奏旅行して以来交流のある「イヴァン・ツアンカル」の演奏に先立ち、コールヴォンネを含むこれらの合唱連盟有志が前座(?)のステージをつとめました。

 

 皆さんの演奏曲は、林光、中田喜直、廣瀬量平、信長貴富他の作曲による日本の歌曲あり、日本民謡あり、ウェールズの歌ありと取り合わせが賑やかでした。コールヴォンネは、モーツァルト弱冠13歳の頃の作品「Te Deum Laudamus」(神よ、御身を讃えん)ハ長調を演奏し、後に花開く豊かな天賦の才能の芽生えの感じられる軽快なハーモニーを披露しました。

 

 凡そ1時間に亘る「イヴァン・ツァンカル」のメインステージでは、ブルックナーの作品を皮切りに、地元作曲家の手になる歌曲、古くからの地方民謡など14曲と、アンコールの3曲が、すべて無伴奏(ア・カペラ)で披露され、演奏スタイルも、ソプラノソロの主導するコーラスあり、アルトとバスのデュオあり、足踏みでのリズムとりありと多彩で、満場の聴衆を楽しませてくれました。最後に「イヴァン・ツァンカル」のメンバーを囲んでの参加合唱団の合同演奏でスロヴェニアの準国歌として知られる「美しきスロヴェニア」を「響」の脇田崚多郎先生の指揮で楽しく、日本の「小さい秋みつけた」を「イヴァン・ツァンカル」のロウロ・グロム先生の指揮でしんみりと披露して、3時間に亘る国際交流のステージの幕を閉じました。

 

 北にオーストリア、西にイタリアと国境を接するスロヴェニアは歴史的に音楽の盛んな国ですが、現地民謡はすべて混声合唱で歌われるとのこと、スロヴェニア人が3人集ればコーラスが始まるとまで言われているそうです。そんなお国柄か、30名を超えるメンバーがステージで醸し出すハーモニーの素晴らしさは、とてもアマチュアの合唱団とは信じられないレベルで、溜息をつき続けの1時間でした。

 

第36回湖北ミニコンサートに出演

 

 2013年6月9日、我孫子市湖北地区公民館ホールに於ける恒例のミニコンサートに出演しました。男声、女声、 混声合唱に加え、ソプラノ、テノール独唱あり、アコーディオン、コカリナの合奏あり、大正琴サークルによるバッハの カンタータの演奏まであって、全14グループ参加の賑やかなコンサートを、来場者・参加者全員の「朧月夜」と「ふるさと」で締めました。コールヴォンネはルネサンス時代のフランスの作曲家ジョスカン・デ・プレのアルバムから2曲、聖母マリア賛歌の草分けとも言うべき、モテト「アヴェマリア・ヴィルゴ・セレーナ」と、おどけたイタリア語で歌う、遊び心たっぷりの「エル・グリッロ(こおろぎ)」をステージに乗せました。

 

 

 

第34回我孫子市合唱祭に参加

 

 2013年11月23日の晴天に恵まれた勤労感謝の当日、例年のように、我孫子合唱連盟主催の市の合唱祭が、けやきプラザふれあいホールで開催され、午後1時から3時間余りにわたって、あびこ少年少女合唱団、川学園村女子大児童教育科女声合唱団の若々しいグループから、お馴染みの長寿大学コーラスクラブまで、広い年齢層の20グループの皆さんが、超満員の聴衆を前に、ステージを楽しみました。コールヴォンネは9番手として出場し、シューベルトの名曲「An die Sonne」(太陽に寄せて)を歌いました。“おお太陽よ、我らが女王よ”と歌い始め、陰鬱になりがちな人生を、明るく照らし励ましてくれる宇宙の奇跡を朗々と歌い上げるアダージオを、都内の本番ステージで留守の指揮者小笠原美敬先生に代わって、副指揮者の堤ゆり先生に力強くリズムをとっていただきました。

 

 

 

第37回湖北ミニコンサートに出演

 

 2014年6月1日、湖北ミニコンサートに今年も出演しました。定番のクラシックの声楽ステージを中心に、ハーモニカバンド、アコーディオンクラブによるポピュラー音楽、「メリーウイドウ」からの合唱曲の抜粋演奏などもあり、一人で3回もステージに上がる猛者も居たりして、音楽の街・我孫子ならではの、3時間半にわたる18グループ参加の賑やかな集まりでした。コールヴォンネは、16世紀フランドル地方で活躍したO.ディ.ラッソがダヴィデの詩篇を素材に作曲したモテット「都に上がる歌」から8曲をステージに乗せました。バロック時代に先行するルネサンス時代を代表する名曲と言われ、マドリガルに造詣の深い小笠原先生が精力的に指導された曲たちでしたが、メンバーの病欠の事故があって、小笠原先生自身が合唱団の列に並んで歌いながら指揮をするというハプニングあり、パフォーマンスに難点ありの批評も聞こえた不本意なステージとなってしまいました。9月の第6回定演での挽回を期しております。

 

 

第35回記念我孫子市合唱祭に参加

 

 秋日和の暖かい2014年11月23日の午後、発足以来35年を迎えた我孫子市合唱連盟の記念合唱祭に参加し、20グループの合唱団の掉尾を飾り、イングランド・バロック期の下記の2曲を演奏しました。

  ① Come again (帰っておいで):リュートの名手として16世紀から17世紀にかけて欧州各地で活躍したジョン・ダウランドのマドリガルで、情感豊かな歌詞を、英語と日本語で、心を籠めて美しい旋律で歌いました。

  ② Now is the month of Maying (時は花祭りの五月):長い冬が終わって一斉に花開き若者たちが野外で踊り歌う、トーマス・モーリーのイタリアを起源とする16世紀のバレットを、指揮者の叩く太鼓のリズムにのせて、これも英語と日本語で、楽しく歌いました。

  最後に、今や日本の国民歌謡になったスタンダードナンバー「花は咲く」を満席の聴衆の全体合唱のリードコアとして声高らかに歌いました。今回はコールヴォンネとしては初めての日本語での歌唱を含むステージでしたが、概ね好評でした。

 

2004年以降の定演の演奏曲目

 

① 第1ステージ ② 第2ステージ ③ ソリスト( S・A・T・Bの順 )

 

2004年

① フォーレ・レクイエム
② モーツァルト・ヴェスペレ
③ 佐藤康子・戸邉祐子・岡本泰寛・大久保光哉

2006年

① モーツァルト・ヴァイゼンハウスミサ
② モーツァルト・戴冠ミサ
③ 越野麗子・北條加奈・高木太郎・春日保人

2008年

① サンサーンス・クリスマス オラトリオ
② J.ハイドン・ハルモニーミサ
③ 越野麗子・杉浦照美・北條加奈・佐藤敦史・春日保人

2010年

① 愛唱曲アラカルト9曲
② J.ハイドン・大オルガンミサ
③ 越野麗子・横町あゆみ・鏡貴之・春日保人

2012年

① 古典派ロマン派アラカルト4曲、及びオルガン・ピアノ独奏
② モーツァルト・大ミサ
③ 高橋節子・中島郁子・及川豊・春日保人

2014年

① オルガン名演奏家たちの教会音楽

   小品コレクションとオルガン独奏
② モーツァルト・レクイエム
③ 望月万里亜・久保法之・大野彰展・青木海斗

 

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